モラハラ夫からの子連れ脱出を経験 現状を変える一助になれば幸いです

調停の流れ

調停の流れ

婚姻費用の調停、離婚・夫婦関係円満調停、財産分与調停、子の面会調停・・解決すべき項目ごとに調停を申し立てることになったのですが、予めお互いの協議だけでは解決しないと思われる場合は、一度に複数の調停を申し立て同時進行することになると思われます。

家庭裁判所に調停申立ての書類を提出した後、その調停の第1回期日が決定され、いよいよ第1回期日から話し合いスタートです。

調停を申し立ててから実際調停での話し合いがスタートするまで多少時間がかかります。私の場合は約1か月から1か月半といったところでした。

モラハラ夫と会わないための配慮

モラハラ案件だと、夫に家庭裁判所で遭遇してしまうだろうかと恐怖心があると思います。

今までの恐怖体験から、

・待ち伏せされて襲われるのでは??

・建物内で会ってしまいキレて”てめぇ、ふざけんなよ!!”と同居中にされたように言われるのでは??

とそれはそれは恐怖でした二度と会いたくもないのに、同じ建物内に居ることになるのですから。

家庭裁判所ではお互いの集合時間が30分ずれるようにしてくださる心配りがありました

調停の待合室は同じフロアですが、フロアの両端に申立人・相手方それぞれの待合室があり、真ん中に調停室が並んでいるイメージです。

例えば、モラハラ夫が13時15分から調停室に入室となった場合、妻側は13時45分少し前に申立人待合室に弁護士と待ち合わせしました。

モラハラ夫が調停室で話し合っている最中に自分の待合室に入ることが出来、顔を合わせることなく話し合いを終えることが出来ます。

ただし、私が調停をしていた家庭裁判所はトイレは1か所のみで、通常のトイレと同様、男女隣り合って並んでいますので、何かの拍子にモラハラ夫と会ってしまわないかと恐怖でした。

調停ではお互い交互に調停室に呼ばれ、約30分ずつ話をしました。

相手が調停室に入っている間は自分の待合室で待つという事を約2回繰り返し、トータル約2時間から3時間で1回の調停を終えました。もちろん、必ず30分で打ち切られる訳でもなく、長引くこともありますし、お互いが話すのも3回ずつになることもあると思います。

話し合う内容が、離婚調停と子の面会調停などを一緒にしている場合、更に長引く可能性もあります。調停の日は時間に余裕をもって他の予定を入れておいた方が良いです

調停の最後は、お互いのスケジュール、弁護士・調停員・裁判所の調停室のスケジュールなどを見て、次回期日を決定し終了します。

次回期日も、早ければ翌月、全員の予定が合わないと次回まで2か月から2か月半空いてしまうこともありました

これを問題解決となるまで、数回繰り返しますので、ある程度時間がかかってしまうのは覚悟しなければなりませんし、お互い合意出来なければ調停不成立となります。

調停不成立となった場合、時間をおいて再度調停を申し立てるか、裁判に移行するかなど、次への決断が必要です。

ただ、時間をおいて再度調停を申し立てるというのは、なかなか成果を期待しにくい状況だと思います。一度話し合いをしてダメだった相手と、再度同じ内容で話し合うのですから。

弁護士の必要性