モラハラ夫からの子連れ脱出を経験 現状を変える一助になれば幸いです

モラハラに立ち向かわなければ未来はない

モラハラに立ち向かわなければ未来はない

モラハラは自然消滅しない

モラハラは自然消滅しません!時間の経過とともにおだやかになるものでもありません!
もう嫌だ!現状を変えるんだ!という強い意志と行動だけが現状を変えます。

モラハラされて、毎日ストレスで全身の毛が抜けてしまうんじゃないか!?という思いをしながら過ごしていると

・不可抗力な出来事が起きてモラハラしてくる夫がいなくならないか

・誰かがモラハラ夫に強烈な説教をしてくれて改心してくれないか

・歳をとってくれば角がとれて性格がまるくなるのでは

などなど、日々思うことは沢山あると思います。

が、棚からぼたもち、他力本願を願っていても何も解消しません!
モラハラは現状の環境によるものではなく、モラハラしてくる夫の性格そのものだからです!

私も15年、棚ぼた・他力本願を願い続け嫌な経験を積み重ねてしまいました。
もちろん、ただただ黙って何も考えずに耐え続けていた訳ではありません。
誰もがそうだと思いますが、

・パパ・ママがいる現状の家庭というものを壊してしまっていいのか?

 

・離婚してシングルマザーとして、一人で経済的にやっていけるのだろうか?

 

・仮にシングルで今より生活レベルが落ちるとして、子供に「離婚しなければよかったのに」などと言われたら、自分が後悔しない自信があるか?

 

・なにより、子供にママと一緒でよかったと思ってもらえるのだろうか?

 

・離婚後、結婚生活を振り返って、未練が残って自分が苦しんだりしないだろうか?

 

・お金の為に夫のモラハラを我慢したほうがいいのか?

 

・こんな父親の言動を見て育つ子供は、意外とモラハラ夫を反面教師として

良い方向に育ってくれるのかも。

いくつもの葛藤が頭をグルグルし、色んな事を思い悩み、シュミレーションして
離婚の決断をしていると思います。

これは、離婚するにしろ、離婚せず現状維持で頑張るどちらにしても、周りの人の意見よりも、
当事者である私たち本人が、腹をくくり決意を固める必要があります。

そうしなければ、離婚までの道で困難があったら心が折れてしまいますし、新しい未来に向かって
突き進む力も弱くなり、後悔などした状態では自分自身も辛いでしょう。

ただ、確実に言えることは、モラハラに耐え続ける先に明るい未来はないという事です。

モラハラ夫からされた言動を思い出してみてください。

波乱はあっても、この先の人生力を合わせて、お互いを思いやって共に生きていける人ですか?

仮に頼まれても、モラハラ夫からされたような事を他人に出来ますか?

答えは、できない。でしょう。

モラハラ夫の言動は環境のせいではない

夫が勤務先に不満がある。だから妻に辛く当たってしまう。
なので、夫が転職したらモラハラが無くなるのか!?無くなりません!
今度は違う要因で夫はモラハラしてきます。

持っている常識、道徳観、共感する心、思いやりなどどれも自分がもっているものとは違います。
もちろん、これらは人それぞれです。でも、宇宙人かと思うほど次元が違うのです!

例えば、夕飯が自分が今食べたいものではなかった。。として

普通の人なら

「あー、今日は違うものが食べたかったな」

と心の中で思うか口にするかくらいですが、
モラハラ夫は激キレしたりします。

「俺にこんなもん食わせんじゃねぇ!」

おかずののった皿をひっくり返されたり、手で皿を弾き飛ばす(当然おかずは散乱)、
または、舌打ちしてため息を吐き手を付けない。こんなこともありました。

ご飯をテーブルに持っていき置こうとすると、私を殴るふりをして手を振りかざし、
それをおもしろいと笑ってもいました

何度もやるので、私も無表情無反応になりましたが、それでも

「おもしろい」と言って何度もやるのです。もう理解不能です。

・社会的には成功している人が家で威張り、家族に当たり散らしているタイプ
・社交性が無く、職場・友達とも上手くいかず、家で神のようにふるまい家族にストレスをぶつけまくるタイプ

どちらにしても時の経過を待って改善することはありません。

例えば、介護が必要になったとして、寝ていて妻にお世話してもらってもなお、
口で妻を攻撃し、わがままを言い、騒ぐパターンも多々あります。

子供への悪影響と自分のきもち

また、子供への悪影響があるのも周知の事実です。
子供の目の前で、妻を侮辱したり、暴力をふるったりするのは子供への立派な面前DVで虐待です。

子供への悪影響は計り知れません。次第に夫の攻撃対象が子供へも拡大する可能性も十分にあります。

子供の善悪判断基準軸がモラハラ夫になってしまわないよう、身体的心理的ストレスにも気を配る必要があります。

我が家は、別居後私と子供にある症状がでていました。

やっとの思いでボロボロになりながら、別居までもってこれたが、弁護士に依頼するまでは、
離婚するには、とにかく嫌でもモラハラ夫と話し合って決着をつける必要がある!との思いで
会って話しをしました。が、

モラハラ夫の声を聞くと、もうすぐ来ると思うと、居ると思っただけで、
体中の血管に砂利が入ったように、全身ゾワゾワ、チクチクして、心拍数は上がり冷や汗をかく。私は、それに加え、会って話している間、涙が止まりませんでした。

嗚咽しているわけではありません。普通に話していても、涙があふれて止まらないのです。

しかし、別居というこの状態までもってくるのも、本当に大変だった。
ここで後戻りしてはいけない!絶対離婚まで突き進む!自分の人生を変えるんだ!

そんな思いで必死でした。ここで、しつこいモラハラ夫の攻撃や
離婚をおもいとどまらせる執拗な説得に心が折れて、

じゃぁ、モラハラ夫の希望通り、離婚を止めてもとに戻ります。

なんてことになったら、

・もう一生モラハラされるの決定
・二度と離婚話までもっていけない
・警戒されて別居なんて絶対に出来ない
・逆に逃げられないように束縛され、更にキツイモラハラされる

のが、目に見えています。
それなのに、戻るの?
ありえない!離婚に向けて進むだけ。

離婚するか、しないのか、の決定はもちろん自分自身ですることです。
モラハラの状況、頻度、程度も人それぞれ。

すぐに離婚せず、子供が巣立つまでモラハラを我慢し、

・二人だけの生活になった頃に準備万端、離婚を切り出す

・離婚はせずに、ずっと別居を続ける

どれが正解ということでもありません。

ただ、私が自分の気持ちがあぶないと思った時にやっていたことを最後に書いてみます。
共依存なのか、しばらく自分の落ち着いた生活が続くと、ふと、心の片隅に、

夫かわいそうだったのかな

と、フツっとわいてくる時があるんです。

結局、私はこの思いやりというか、過去に学ばないというか、
相手を思いやる必要なんてないようなことを、15年もの長い間されていたのに、
こういうことを思ってしまう。

危機察知能力で、これはダメだと、すぐ判断できる人なら、とっくの昔に離婚していたでしょう。

こんな時、調停での提出用に、時系列で過去にされた主な出来事を書いた
A4用紙4枚分の箇条書きを見返すと我に返ります。

我ながら、よくこんな事をこんなにされて、15年も一緒に居たな。
ダメだろ、こんな事を平気でする人と一緒にいたら。と。

落ち着いて、冷静な時に、モラハラ夫にやられた時のメモや日記をもう一度読んでみてください。
普通に、こういう人と一緒に人生を送ったらダメだ、という事が分かります。

モラハラ夫の特徴