モラハラ夫からの子連れ脱出を経験 現状を変える一助になれば幸いです

コロナウイルスによる外出制限で欧州でDVが増加

コロナウイルスによる外出制限で欧州でDVが増加

3/29日付ANNニュースで下記の記事がありました。

ヨーロッパでは多くの国が都市を封鎖して厳しい外出制限措置をとっているが、その影響で家庭内暴力の増加が深刻な問題となっている。長い時間、自宅にこもらなければならないストレスが一因とみられ、各国は専用の電話相談窓口を増設するなどして対応にあたっている。(ANNニュース)

DV・児童虐待・モラハラなどがある家庭にとっては、これもまた非常に大変な問題です。

ただでさえ家庭内で出来るだけ顔を合わせないようにしているのに、長期間ずっとDV・モラハラをする人間が家にいるわけです。

そして、普段でさえ何かしらストレスを溜めて家族を虐待するのに、外出制限などで更に強いストレスを溜め込み、家にいる家族に当たり散らすのです。

世界ではコロナウイルスで沢山の方々が亡くなっている状況ですが、上記のような状況もまた地獄です。

DVで身体的虐待を受けているのなら、外出制限と言っている場合ではありませんので、警察へ駆け込んで下さい。

モラハラで精神的虐待を受けている方、子供も対象になっていたら是非子供を守ってあげてください!

普段は学校に行き友達と会っていると少しはストレス発散になると思いますし、モラハラな父親と会う時間も限られています。
外出制限で一日中家にいるとなると子供がストレスでやられてしまいます。

外出制限もかかり非常事態の中、

・コロナウイルスが収まり日常を取り戻すまで期間限定だと思いモラハラ夫からの精神的・肉体的虐待を我慢し続けるか?

・とても耐えられないと誰かに助けを求め別居し離婚に向かうのか?

どちらの選択が正しいか分かりません。ただ、もう耐えられないと誰かに助けを求め家を出たなら、戻らない覚悟が必要です。

戻ったところでモラハラ度合いが更に悪化し、再度逃げられないようにモラハラ夫に警戒されてしまうでしょう。戻らない方がいいと思います。

経済的に自立する必要はありますが、そんなモラハラ夫と老後も二人きりで生きていきたいと思いますか?

モラハラ・DV相談窓口 まとめ

緊急で身の危険を感じたら、迷わず近くの交番に駆け込むか警察へ相談!

内閣府 男女共同参画局のDV相談ナビ

以下DV相談ナビのホームページより。話を聞いてもらうだけで心が救われると思います。モラハラは精神的DVです!

配偶者からの暴力に悩んでいることを、どこに相談すればよいかわからないという方のために、全国共通の電話番号(0570-0-55210)から相談機関を案内するDV相談ナビサービスを実施しています。

発信地等の情報から最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送され、直接ご相談いただくことができます。

DV相談ナビカード(表)  DV相談ナビカード(裏)

DV被害者のための相談機関案内サービス イメージ図

※ご利用には通話料がかかります。

※ご相談は、各機関の相談受付時間内に限ります。

※携帯電話やPHS、公衆電話からも利用できます。一部のIP電話からはつながりません。

・DV・モラハラを原因として離婚をしたいなら弁護士へ相談がいいと思います。

弁護士の必要性

密室でモラハラ・DV夫といる恐怖心・緊張感は本当に辛い!

私も離婚前の同居中十数年間は、モラハラ夫にものすごく気を使い、顔色をうかがい、怒らせないようにビクビクしながら生活していました

我が家の身体的暴力は青あざ程度(これでも絶対にダメです!が)でしたし、あまりにも不条理なモラハラ夫の言動、

例えば私が用意した手作りの夕飯を、虫の居所が悪く

「俺にこんなもん食わせんじゃねぇ!!」

と言って、目の前でおかずがのった皿をひっくり返したりした時には

「やっていい事と悪いことがあるんだよ!!」

と立ち向かって怒りました。

常日頃、モラハラ夫が切れそうなポイントには先回りして子供達に伝え、できるだけ被害を回避していましたが、当然立ち向かっていったことも多々ありました。

許せないことは許せないし、ダメなものはダメだからです。黙って我慢していると子供の中での常識もおかしくなってしまいます

立ち向かったあとが修羅場

しかし・・問題は、立ち向かった後なのです

正直、その場をやり過ごすだけなら、ある程度おとなしくしてモラハラ夫に歯向かわず受け身でいた方が嵐が過ぎるのも早いですし、受ける被害も少なくて済みます。

しかし、モラハラ夫の言動は度が過ぎています。1から100まですべて我慢でやり過ごすのは私には無理でした。
そして立ち向かった後・・家庭内は更にぐちゃぐちゃになります

・モラハラ夫のキレる対象が1つだったものが10くらいに増え

・キレる対象も私だけだったのが子供にも及び

 

怒りが収まらないモラハラ夫は

・足を踏み鳴らし、ドアをガン!!と閉め、大声で怒鳴り散らし、近所迷惑になるほどテレビのボリュームを上げる

・酷暑なのに私と子供の部屋のブレーカーを落とされた事も・・

今すぐ家を出ていくつもりがないのなら、もうビクビクしながら部屋にこもるしかなくなるのです。

別記事モラハラ夫の特徴でも書きましたが、モラハラ夫に立ち向かっていったら大人しくなるような人種ではないのです

更に逆上してきます。

事前準備が必須!

モラハラ夫と徹底的にとことん戦うには、すぐ家を出て別居する決意と用意周到な事前準備が必須なのです!

なぜなら、徹底抗戦をして行きつく先には別居や離婚話しがあり、モラハラ夫から腕力で強制的に家を追い出される可能性があるからです。

モラハラ夫が家を出て行ってくれればいいですが、外に出されてしまうと、

今日どこに泊まろうか

子供の学校の道具一式はどうしよう・・明日も学校なのに・・

自分だけ外に締め出されて、子供は家の中

財布も携帯も持ち出せなかったら・・

後は警察に行くしかなくなってしまいます。

他の方の力を借りて、なんとか家に荷物を取りに戻れた頃には、モラハラ夫に荷物を処分されていた!なんてこともあり得ます。

私は、住める賃貸を準備して、いつでもそこに行けるようにしておく、最低2か月くらいは生活していける現金は準備しておくという事を頭に置いて生活していました

しかし、

出ていくタイミング、モラハラ夫が暴れて、もうダメだ!もう別居だ!という瞬間は計画していた通りにはいかないもので、ある日突然やってくる場合があります。(我が家はこれでした・・)

本当は、

準備完了、弁護士にも相談済、決行日も決めてモラハラ夫が出勤した後、静かに引越しをして、後は弁護士に対応してもらうがベスト

だと思いますが、どこで何にキレて暴れるかわからないモラハラ夫。身の危険を感じて、もうダメだと思ったら躊躇わずに誰かに助けを求めてください!

今モラハラ夫と同居中の方へ

実家に頼れるなら実家でもいいでしょう。一番身近なのは警察です。私はおむつ姿の子供を抱え、カバンだけもって近所の店に駆け込んだことがありました。

追われて捕まったらと思うと怖くて仕方がありませんでした。

諸外国も日本も大変な状況ですが、なんとかコロナウイルスに打ち勝つ日が早く来ることを願っています。