モラハラ夫からの子連れ脱出を経験 現状を変える一助になれば幸いです

子供の面会調停

子供の面会調停

面会交流調停とは

面会交流とは、離婚後または別居中に子供を養育・看護していない方の親が子供と面会等を行うことです。

面会交流の具体的な内容や方法は、父親と母親が話し合って決めることになりますが、
話し合いがまとまらない場合や話し合いが出来ない場合には、居住地管轄の家庭裁判所に調停の申し立てをして面会交流に関する具体的な内容や方法を決めることが出来ます

この手続きは、離婚前であっても、別居中の両親が子供との面会の件で話し合いがまとまらない場合も利用可能です。

子供の面会交流は子供の健全な成長を助けるようなものである必要があり、調停では子供の月齢や性格・生活環境等を考慮して、子供に精神的な負担をかける事のないよう、子供の意思を尊重した取り決めが出来るよう十分配慮して話し合いを進めます。

調停で話し合いがまとまらず、調停が不成立になった場合には、自動的に審判手続きが開始され、裁判官が諸々の事情を考慮して審判をします

 

はじめのうちは

我が家の場合、上二人がモラハラ夫からの被害を受けていた期間が長く、父親との面会をしていなかった為、モラハラ夫側から起こされた調停でした。

別居当初は子供達は皆、なぜそんなことでこんなにキレる?というような事で赤鬼のような顔をして目を見開いてキレて、物に・子供に・ママに当たり散らし暴言を吐く父親に会いたがらなかったのですが、

弁護士に小さな小学生に関しては、

・小さい子は面会するものと思って下さい

・まだ自分の意思でこれから未来の父親との関係を決めることに責任をとれる年齢ではない

・今会いたくないと言ったとして、果たしてそれがその子の将来にとって良いことなのか

・繋がりを断ってしまってよいのかという事に対して判断力が未熟な年齢だから

という諭しを受け、月1回の面会を設定し行ってきました。
当初は、子供自身が怖がり、顔面蒼白や泣いて行きたがらない時もありました。

以前、ニュースで子供と面会中の父親が子供と焼身自殺を図ってしまったというニュースもあったと思います。
そんなことが絶対にないとは私自身言いきれず、でもさすがに大丈夫だろうという気持ちもあり、面会を始めた当初は気が気ではありませんでした。

子供も疲れ切って帰ってきて、果たしてこれが子供の為なのか??と疑問を持っていて弁護士に相談したこともありました。

結果、我が家の場合はですが、繋がりを断たず続けてきたことは良かったと思えています

面会中のモラハラ夫は、やはり決して褒められた態度ではない、言動ではないことも多々ありました。
このモラハラ夫の性質は程度の差はあれど、無くなることはないと思います。

しかし、そんなダメな面も子供は学びに変えて成長していってくれるのではと思いながら見守っています。面会している子供も1年以上のち、

パパは大丈夫!意地悪されない!

という安心感を持てて、面会を楽しみにするようになりました。

月に1度の面会で意地悪をしていては、次に会ってもらえないだろうし、ある程度は子供を大事にしてくれるでしょう。

月一回の面会で精神的虐待をしないからと言って、モラハラ夫が改善したのかというのは違います。
一緒に長い時間を過ごすうちにすぐに本性を出します。たまに会うからいいのでしょう。

これは、我が家の場合、結果大丈夫だったというだけであって、DV・モラハラ夫がどんな様子で子供と面会しているのか注意深く見ていく必要があり、場合によっては、もちろん面会なしで間接交流(写真やメールのやりとり)だけ、またはそれも無しという選択肢は当然あります。

モラハラ夫が会いたがっているというのはこの場合優先順位は低く、子供たちの気持ち・状況、会わせてもいいかどうかというのが最優先事項です。

精神的虐待・DVをやってきて、会いたいなんて言っても拒否されるのは当然でしょう。自業自得です。

調停では

毎月お互いの都合を確認し、面会日を設定するのではなく、特別都合が悪くなければ、毎月の決まった日(第1土曜など)に設定したいなどの話し合いをする中で、子供達の様子、子供達の面会への気持ち、モラハラ夫の面会中の気になる言動なども話しました

しかし、自分がやってきたことが子供達を長年傷つけてきたという自覚も持てず、とんでもない要求を平気でしてくる様子は驚きでした。

面会を拒否しているにも関わらず、

学校行事の予定表を父親側に渡し、参加を妨げない

などの要求がありました。会うのを拒否している現状で、学校行事への参加など認められるはずがありません
せっかく慣れてきた転校先での学校生活が脅かされることになりますので、この件は子供ともども断固拒否しました。

そうこう話し合いを続けている中で、モラハラ夫より、

子供に会えないのは、私が不当な介入をして面会を妨げているからだ!

父親の悪口を吹き込まれているからだ!裁判所の調査官調査を依頼する!

と言い始め、子供達が胸の内を吐き出すいい機会なのでは?という話にもなり調査官調査をすることになりました。

私は子供達に父親の悪口など言わないように心掛けています。それは、その行為が子供達へは悪影響しかない、悪口を言ってる自分も気分が悪くなるし、時間の無駄、良いことは何もないと思っています。

シングルで3人の子供を育てることになる訳ですから、出来るだけ前だけ向いて頑張るしかありません。
それに、私があえて子供達に言わなくても、辛い体験でしたが、子供達が見聞きした・体験した事実が全てです。

私が面会を妨害などしていない、悪口も言っていない。という事実は調査官調査で証明することになります。

家庭裁判所調査官による子供の調査官調査