モラハラ夫が家の中にいる辛さ
いるだけで家庭内の雰囲気をこわす・悪くする、いるだけでいつもモラ夫の様子をうかがうようになってしまう、子供が理不尽なことで怒られないように・モラ夫のせいで嫌な思いをできるだけしないように、と先をよんで気を遣う、、
今ふりかえれば、よくこんな精神状態で長年生活してきたなと我ながら思います。
昨日笑い話になっていたことが、今日激キレされる、、
モラ夫はものすごく気分屋なのです。
メンタルがどん底になる時間帯
それが、我が家では毎日18時半から19時半あたりでした。
私の場合、8:30〜17:30のフルタイムで働き、子どもたちの夕飯時間になんとか間に合うように、出来る限り残業せず、
駅から本当に競歩なみのはや歩きで帰ってきて、我が家にやっとたどり着くのが最速で18時から18時半過ぎ。
ここから家中の電気をつけ、いろんな家事にフル稼働!と始めたのもつかの間、
ここで毎日携帯が鳴るのです。。
「今から帰る」「もうすぐ着く」
早すぎる!本当に早いときは私と同じ時間に帰宅するパターンも多々ありました。
決まった音のメッセージ受信音がなり、いつもの文字列を見ると、ほぼ毎日のことでしたが、
内蔵と血液が全部足に落ちたような、重力が10倍になったような、本当に心の底からの落胆でした。
脳が焼き切れるようなストレス
モラハラ夫は帰宅してすぐ、
「何かすぐ食べれるものないの?」
「まだ?」
「早くして!」
「俺それ食わないよ!」
ゲームをしてリラックスしながら言っていました。
私も同じ時間に帰宅したのを分かっているのにこのセリフ。
そして、食事を持っていくと、
・私をなぐるフリをして、グーにした手を振り上げて笑う
・食事の出来やメニューが気に食わないと、舌打ちする
・「俺にこんなもん食わせんじゃねぇ!」と言って皿をひっくり返す
・おかずの入った皿ごと手ではじき飛ばす
「やっていいことと悪いことがあるんだよ!」
などと私が怒ると、
「てめぇ、調子に乗ってんじゃねぇ!」
そして、モラハラ夫の逆ギレは私だけではなく、子どもたちにも向かうのです。
・ただご飯を食べているだけの子供の頭を、理由もなく平手で殴っていく
・殴られたこどもが泣くと、「泣くな!気持ち悪い」ととんでもないことを言う
・なぜか、一生懸命やっている習い事を「辞めろ、もう金払わない」と言う
・過ぎた話しを蒸し返し子供にキレる
自分だけならまだしも、攻撃対象が子供たちにおよびあちこちに飛び火する我が家では、一度にすべてを守りきれません。
私もおだやかに反論していたわけではありませんが、モラハラ夫を激キレさせると子供に飛び火するため、
なんとかおさめようと思ってしまっていました。がまんの限度もありますが。
モラハラ夫はのちに言い訳として、
仕事のストレスが・・
と言っていましたが、仕事のストレスでちょっとイライラしてやってしまった。というレベル、頻度ではなく、
完全に言い訳であり、きっかけは仕事のストレスかもしれませんが、人間性がベースにあるので改善しないでしょう。
解決策!出した結論は
解決策はモラハラ夫から離れるしかありません!
モラハラ夫と同居しながら、じわじわと話し合いを続けて、その結果別居。
というのは、かなり苦しく、危険も伴います。
こちらが、別居や離婚の意思を伝えたら、モラハラ・DVは激化するでしょう。
モラハラ夫はキレまくって荒れます。
子供がいる場合、ただでさえ日常生活でストレスを受けているところに、
父親がさらに荒れたらストレスでおかしくなってしまうかもしれません。
緊急の対策としては、
対策にはならないですが、離婚に踏み出す準備が整うまでは、準備していることを気付かれないように、
出来るだけ怒らせないように(気を使うのも嫌ですが)、その場をしのいでいくしかないでしょう。
離婚の準備についてはこちらをご覧ください。
今モラハラ夫と同居中の方へ モラハラ夫からの子連れ脱出
言って治るようなものではないし、なにより、
このような人と一緒にいると、将来に向けての計画、希望などがまったく見えなくなります。
家庭という密室で起こり、長年このような状態でいると、
私が悪いところを直せば、家庭が平和になる
などと、時々やってくるハネムーン期が本物だと思って、がんばってしまう方もいると思います。
私も長年、家族という形を壊すのが怖くて子供にも長年嫌な思いをさせてしまいましたが、限界はとうに超えており、
周りの大人と弁護士の協力も得て、別居という大きな一歩を踏み出すことが出来たのです。
離れると決断したら、
・離婚しようと思う
・出ていくから
・少し考えたいから別居したい
など、間違っても口にだしてはいけません!さらにひどいモラハラや、場合によってはDVを受けてしまう危険性大です!
第三者を入れた話し合いが可能かどうか、はモラハラの度合いにもよりますし、実体験をしているご本人の判断になりますが、
上記のようなことを長年やっているひとは、こちらから離婚や別居の意思表示をした段階で、ひとつ屋根の下には住めません。
同居しながらの話し合いは、とても強いストレスがかかり、場合によってはモラハラ夫にやり込められて、逃げ道をふさがれ、さらにひどい状態で結婚を続けることにもなりかねません。
自分の経験から、
腹をくくり、しっかり準備をしたら、弁護士に相談し、突然強制的に別居に踏み切り、モラハラ夫の対応は弁護士におまかせして、
自分は新しい生活に全力をそそぐのがベストだと思っています。
弁護士の必要性